映画「オカンの嫁入り」ファンデータベース
初めて予告を見たときは「お涙頂戴」なストーリーかなと思ったが、
清々しく、心の奥がジンジンとして笑える作品だ。
宮崎あおいが、ニートになった理由での駐輪場のシーンは、観ていて一緒に怖くなった。
宮崎の母への反発すらも、可愛らしくてよし!大竹しのぶって、あんな感じの人では?と思えるくらい、役にピッタリだった。
周りを固める他のキャストが、みんなしっくりだった。
あったかい気持ちになるし、泣いてください的な押しつけがましい作品でもないくでとても好きな映画になった。DVDも購入して、心が荒んできたときには何回も見たりしている。
長年、母一人子一人で仲良く暮らしてきた母娘を演じるのは、宮崎あおいと大竹しのぶ。日本映画界のトップを走る女優二人の初共演が話題の本作は、母親の突然の結婚宣言によって揺れ動くさまを、ユーモラスかつ温かく描いた人間ドラマだ。原作は第三回日本ラブストーリー大賞ニフティ/ココログ賞を受賞した人気小説「さくら色 オカンの嫁入り」。母の結婚を素直に喜べず意固地になってしまう娘と、自由奔放であっけらかんとしながらも、愛情深く娘を見つめる母――当たり前の日常にこそ感じる幸せについて、深く考えさせられる。監督デビュー作『酒井家のしあわせ』でも家族のあり方をテーマに求めた呉美保が練り上げた脚本も見事だ。
咲乃月音の小説『さくら色 オカンの嫁入り』を原作に、「酒井家のしあわせ」」の呉美保監督が映画化。突然の母の結婚を素直に喜べない娘と、自由奔放でありながらも娘を愛情深く見つめる母の姿を描く。出演は「ソラニン」の宮崎あおい、桐谷健太、「信さん・炭坑町のセレナーデ」の大竹しのぶ、「アウトレイジ」の國村隼など。
ストーリー
大阪。月子(宮崎あおい)と陽子(大竹しのぶ)は、母ひとり子ひとりで仲良く暮らしてきた親子。ある日の深夜、陽子が酔っ払って若い金髪の男・研二(桐谷健太)を連れて帰ってくる。何の説明もないまま玄関で眠りこける二人。月子は陽子を引きずり、居間のこたつに寝かせ、玄関で倒れている研二には毛布をかけてやる。翌朝、ケロッとした顔で陽子が言う。「おかあさん、この人と結婚することにしたから」……あまりに突然のことにとまどう月子は、とっさに家を飛び出し、隣の大家・サク(絵沢萌子)のもとへ向かった。月子が生まれる前に、陽子は夫・薫と死に別れており、ずっと「薫さんが、最初で最後の人」と言っていた。しかも、研二は30歳。態度もヘラヘラしていて、元板前だというが、今は働いていないらしい。納得がいかない、というよりも母の行動が理解できない月子は、サクの家に居座り続ける。「月ちゃんがいない家に同居はできない」と研二は庭の縁側の下で寝泊りする。そんな中、陽子に対しても、研二に対しても頑なに心を閉ざし続ける月子に、陽子の勤め先、村上医院の村上先生(國村隼)は、これまで誰にも話すことのなかった陽子との秘密を告白、月子を驚愕させる。それを聞いて渋々だが、陽子の結婚を了承することにした月子。ところがある朝、陽子と研二が二人で衣裳合わせに出かける間際、陽子が倒れてしまう。緊急搬送され、診断結果は軽い貧血。ホッとする月子であったが、次の瞬間、医師から受け止めがたい現実を突き付けられる。月子は、陽子を白無垢の衣裳合わせに連れて行くことを決意。由緒ある神社の静かな衣裳部屋で、白無垢に身を包んだ陽子が三つ指をついて月子の前に座る。涙をこらえ、ゆっくりと絞り出すように、これまで決して話すことのなかった本音を、陽子が月子に語り始めた……。
概要
『オカンの嫁入り』は2010年9月4日公開の、宮崎あおいと大竹しのぶの初共演となる家族をテーマにした母と娘のハートフルドラマ映画。家族の心理をリアルに描き絶賛されたデビュー作『酒井家のしあわせ』に続く呉美保の第2回長編映画監督作品。第15回釜山国際映画祭出品作品 。
主要キャストは主演の2人以外関西出身者であり、方言指導者を常に現場に置き関西弁の台詞を徹底的にチェックして撮影に臨んだ。撮影舞台となった日本家屋は太秦東映京都撮影所第2スタジオの『銭形平次』セットを利用して作られている。駅の撮影では人がいない駅(駅は小さいがラッシュ時間は人が多い)として京阪牧野駅でロケを行ったが、話を聞きつけて人が大勢集まってしまい、牧野駅入場券売り上げが過去最高で尚且つ駅の苦情件数も過去最高となってしまった。
キャッチコピーは「おかあさん 結婚することにしたから。」「ぶつかり合って、分かり合って、生きていく。母と娘は、どうしてこんなに素直になれないのだろう。」「一緒にいられたら、それでいい」。
全国89スクリーンという小規模公開ながら、2010年9月4,5日初日2日間で興収3,865万7,200円、動員は3万2,575人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第9位とベスト10入りを果たした 。また、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第3位になるなど、大河ドラマ『篤姫』で宮崎あおいを知った年配層を中心に好評となった。
本編のDVDは2011年2月21日に発売される。
映画キャスト
- 森井月子 - 宮崎あおい
- 陽子の娘。以前勤めていた会社の同僚にストーカー被害および暴行被害を受けたことから、1年前より外出恐怖症になっている。
- 森井陽子 - 大竹しのぶ
- 月子の母、看護婦。夫の薫とは月子が生まれる前に死別。
- 服部研二 - 桐谷健太
- 捨て男。陽子の結婚相手。30歳。金髪リーゼント姿で、元板前だが現在無職。幼いころに両親と死別し養子に出されていた。舞台版では板前の祖父も出演している。
- 上野サク - 絵沢萠子
- サク婆。森井家の大家。
- 村上章 - 國村隼
- 村上整形外科医院・院長。サクと陽子の上司。
- 本橋信也 - 林泰文
- 月子の元同僚。
- 佐々木義男 - 斎藤洋介
- 月子の元上司。
- 島村幸 - 春やすこ
- 上野家の常連となっている主婦。
- 和田真 - たくませいこ
- 和田動物医院・医師。
- 小谷聖子 - 友近(友情出演)
- 上野家の常連となっている主婦。
- 猪瀬亮二 - 綾田俊樹
- 総合病院・医師。
- ハチ - がんも、ゴロー
- 森井家の愛犬(雑種)。黒のパグで、2匹で演じ分けている。
- ラジオDJ - 吉見由香
映画スタッフ
- 監督・脚本 - 呉美保
- 製作 - 椎名保
- プロデューサー - 杉崎隆行、山口敦規
- 協力プロデューサー - 竹村寧人
- 企画 - 福原英行
- 原作 - 咲乃月音『さくら色 オカンの嫁入り』(宝島社文庫刊)
- 撮影 - 谷川創平
- 美術 - 吉田孝
- 編集 - 高橋信之
- 音楽 - 田中拓人
- 音楽プロデューサー - 佐々木次彦
- 音響効果 - 帆苅幸雄
- スクリプター - 今西順子
- 照明 - 金子康博
- 製作統括 - 土川勉、日達長夫、阿佐美弘恭、堀徹
- 録音 - 弦巻裕
- 助監督 - 山本英之
- 製作プロダクション・配給 - 角川映画
- 製作 - 『オカンの嫁入り』製作委員会(角川映画、東映ビデオ、NTTドコモ、キュー・テック)
映画イメーソング
- イメージソング『大好きな人』jimama
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